2020年「食の志向」消費者動向調査結果が公表。
調査対象はコメ、野菜、果物、牛肉、豚肉、鶏肉、卵、牛乳乳製品、魚介類、惣菜、弁当類の11品目。品目別に食品の主な購入場所と購入時の判断基準を、全国の20〜70歳代の男女2000人にインターネットによるアンケート形式で、2020年1月に調査。各項目につき3つまで回答し、集計。
購入場所では、全ての品目で「食品スーパー」が最多、「総合スーパー」が次ぐ。品目別では、コメは「生産者からの購入」「通販・宅配」、野菜と果物は「直売所」、牛乳乳製品と卵は「ドラッグストア」の割合が多品目より高くなった。
食品購入時の判断基準では、2015年の前回調査では「野菜」「魚介類」は鮮度が1位だったが、2020年調査では全品目で「価格」が上昇。判断基準の1位を占め、他の項目はおしなべて低下。特に「国産」「安全性」は4品目で、「味」は3品目で10ポイント以上低下した。
日本政策金融公庫は、5年ごとに「消費者動向調査」最新版の結果を公表している。
参考リンク:日本政策金融公庫