米の民間在庫量は197万t。2023年産米作付意向は減少傾向24府県に。

2023年6月末の2022年産主食用米の民間在庫量は、前年比21万t減の197万t。200万tを割るのは2019年以来4年ぶり。
6月末時点での2023年産米の作付意向は、24府県で減少傾向、21道県で前年並み。

2022年産は大規模な作付転換により需給安定に必要とされる削減幅を達成し、生産量は670万t。2022/23年の需要実績(速報値)は前年より約10万t減少の691万t。2022年産米の相対取引価格(全銘柄平均)は前年より1,055円高い1万3,859円。
2023/24年の需要量は681万tの見通し。2023年産の作付面積が前年並みで平年作の場合、2024年6月末の民間在庫量は184万tとなる見通し。

前回(4月末)時点より減少傾向は7増えたが、増加傾向も2増えている。

参考リンク:米に関するマンスリーレポート(農林水産省)