米消費拡大プロジェクト「おコメ食べて笑おう」発足。
12の企業や自治体、大学などが業界・業種を超えて連携し、米の消費拡大を目指す。
日本の一次産業や地域を見つめ直すため、参加者がそれぞれの立場から情報発信やイベントを企画していく。
米の消費量は1962年をピークに半減し、価格も4割下落。生産農家数は50年間で8割以上減少している。肥料や燃油価格の高騰で農家の経営は危機的な状況になっている。
プロジェクトはこうした状況の中、参加団体が連携して米に関わる多面的な価値や直面している課題を共有し、情報発信と課題解決に向けたプログラムに取り組む。
主な取組みとして、飲食店や一般消費者を対象に米を使ったメニューをSNSに投稿する企画や、オリジナル具材を使った「おにぎり選手権」の実施、田植えや収穫、就農・移住を体験するツアーなどが提案されている。
参加団体は、新潟県、東京農業大学、日本航空、三菱地所、JTB、ぐるなび、エドウィン、NPO築地食のまちづくり協議会、移住・交流推進機構、kukuru alternative、エヌケーピー、JA全農。今後、参加団体は増えていく見込み。
参考リンク:「おコメ食べて笑おう」プロジェクト