米穀販売業者の約6割が、価格転嫁「できている」。
HACCPに適合した米穀販売事業者に対し、日本米穀商連合会が価格転嫁についてのアンケートを実施。
問1:「原材料・資材等の価格上昇に伴う経費増加分を価格転嫁できていますか」では、
最も多い回答から順に
「少しできている」52.8%
「ほとんどできていない」23.6%
「全くできていない」11.2%
「ほとんどできている」9.0%
「価格転嫁はしていない」3.4%
となり、6割以上の業者が「できている」と回答。
問2:「価格転嫁の影響で売れるお米の種類が変わりましたか」では、
最も多い回答から順に
「売れ筋のお米に変化はない」61.9%
「安いお米へ売れ筋が移行している」23.8%
「安いお米の売り上げが伸びている」14.3%
となり、4割弱が価格の安い米へと売れ筋が変化していると回答。
個別意見としては、今後の値上がりを心配する声や、光熱費・袋代その他の高騰分は転嫁できていないといった声があり、今後の価格転嫁は難しいと感じている業者が多いことがうかがえる。
参考リンク:日本米穀商連合会