需要安定に作付転換が進み、戦略作物の面積が増加。
9月15日現在の戦略作物等の作付状況は、主食用米が前年実績から5万2,000ha減の1,245万1,000haになったのに対し、加工用米、飼料用米、WCS(稲発酵粗飼料稲)、麦、大豆が前年より増加した。
主食用米の作付転換は、6月末時点の需給見通しでは4万3,000haの減少を見込んでいたが、
・各地域の農業再生協議会で畑地化の増加面積が十分に計上されていなかった
・生産者の高齢化により不作付地が発生した
・6月末の提出期限後営農計画書を精査した結果、飼料用米等が増加した
ことにより、さらに9,000ha減少したとしている。
参考リンク:米に関するマンスリーレポート(農林水産省)