都道府県別食料自給率、北海道が4年連続の首位。

2020年度の都道府県別食料自給率(概算値)が発表された。カロリーベースでは北海道が217%で4年連続の首位。生産額ベースでは宮崎県が301%で23年連続の首位に。

都道府県別の食料自給率は、全国の自給率をベースに各品目の生産量や地域の人口から推計。2020年度のカロリーベースでの自給率(全国)は前年度比1ポイント減の37%。
100%を超えたのは北海道(217%)、秋田県(200%)、山形県(143%)、青森県(125%)、新潟県(111%)、岩手県(105%)の1道5県。上昇幅が最も大きかったのは13ポイント増の佐賀県(85%)。
前年度比でマイナスになったのは、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、山口県、愛媛県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、鹿児島県、沖縄県の1府26県。秋田県と山口県は5ポイントの大幅減となった。
生産額で200%を超えたのは、宮崎県(301%)、鹿児島県(283%)、青森県(250%)、北海道(216%)、岩手県(216%)。上昇幅が最も大きかったのは17ポイント増の岩手県、宮崎県。次いで15ポイント増の佐賀県。

参考リンク:都道府県の食料自給率(農林水産省)