生分解性マルチフィルムの被覆面積、出荷量が+6%の3,822t、過去最高に。
農業用生分解性資材普及会が実施している、生分解性マルチフィルムの被覆面積の推計値と樹脂の出荷量の2020年度(2020年6月〜2021年5月)分とりまとめが発表。被覆面積は前年度比+6%の1万2,413ha。出荷量は同+6%の3,822tでどちらも過去最高を記録した。
被覆面積は調査開始時(2006年)の3,276haから約3.8倍、出荷量は同1,150tから約3.3倍に伸びた。
利用状況を地域別にみると、最も多いのは「関東甲信越」の36%。次いで「九州(24%)」、「北海道(20%)」、「関西中四国、東北(共に8%)」、「中部(5%)」。
フィルム規格の厚み別にみると、最も多いのは「18μm」の72%。次いで「18μm未満(18%)」、「20μm(10%)」。
フィルムの色別での割合では、最も多いのは「黒」の72%。次いで「透明(19%)」、「その他の色(8%)」。
参考リンク:農業用生分解性資材普及会