惣菜市場11年ぶりに前年を下回る。

2020年の惣菜市場は、新型コロナウイルス禍の影響から前年(10兆3,200億円)より4.8%減の9兆8,195億円となり、2009年以来11年ぶりに前年を下回る結果になった。

業態別では、「コンビニエンスストア(CVS)」が前年比6.4%減の3兆1,496億円、「専門店、他」が同5.6%減の2兆7,346億円、「総合スーパー」が同8.7%減の8,799億円、「百貨店」が同17.9%減の2,921億円と、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け軒並み減少。前年を上回ったのは「食品スーパー」の同0.8%増、2兆7,633億円のみ。
業態別構成比では、「コンビニエンスストア(CVS)」が前年比0.5%減の32.1%、「食品スーパー」が同1.5%増の28.1%、「専門店、他」が0.3%減の27.8%となり、3業態で88%を占める。ほか「総合スーパー」が同0.3%減の9.0%、「百貨店」が同0.4%減の3.0%。

参考リンク:日本惣菜協会