移住希望地ランキング、初めて静岡県が1位に。

都市住民の地方への移住支援・情報提供を行っているNPOふるさと回帰支援センターが集計した移住希望地ランキングが公開され、静岡県が初の1位を獲得。

調査は、移住相談の窓口利用者とオンラインセミナーでアンケートを実施。計7,606件の回答から、それぞれのランキングを算出。
窓口相談(4,400件)では、静岡県が初の1位。静岡県は20代以下〜60代で1位、70代以上で2位と全年代で高い人気となった。以下、2位山梨県、3位長野県、4位福岡県、5位宮城県と続く。関東各県では9位神奈川県、10位群馬県。12位茨城県、13位栃木県がランクイン。コロナ禍で在宅勤務が増え、これまで通勤アクセスの利便性を重視していた人が、通勤時間より「もう1部屋」を求め、引っ越しに近い感覚での移住希望者が増えたためと考えられる。
セミナー参加者(3,702件)では、オンラインイベント等を多数開催した県が上位に入った。1位は和歌山県。以下、2位広島県、3位佐賀県、4位静岡県、5位長野県と続く。
新型コロナウイルス感染拡大で新たな就労形態「テレワーク」「リモートワーク」により、転職しない移住が可能となったため「1年以内の移住希望」が前年比6.1%増加。また、移住先に「農村」を挙げる割合も22%と前年より4.1%増加している。

参考リンク:ふるさと回帰支援センター