「パンに関する実態調査2020」でパンが好きな人が約9割に上ることが分かった。
全国の15〜79歳までの男女1,381名を対象に実施された「パンに関する実態調査2020」で、約9割が「パン」が好きと回答。また、好きなパン「クロワッサン」「食パン」「卵サンド」のベスト3で6割を超えることが分かった。
調査はパンの嗜好や購買・喫食実態をテーマとして好きなパンや食べたくなる味・具材などの嗜好や、食事シーン別の食べる頻度や種類、購入頻度などを分析。
パンの好意度の質問では、「非常に好き(23.3%)」「好き(48.3%)」「どちらかといえば好き(17.1%)」の計88.7%の人が「パンが好き」と回答。性別では「非常に好き」の割合が女性(29.9%)の方が男性(16.7%)より高く、中でも60代女性は34.8%と全性年代で最も高い。
好きなパン(複数回答)では「クロワッサン(67.1%)」「食パン(63.8%)」「卵サンド(60.8%)」がベスト3。「パンが好き」との回答者のみに絞っても順位は変わらないが、それぞれ10%以上高い結果となった。性別でみると、男性は「カレーパン」「カツサンド」「ハンバーガー」「ホットドック」などボリュームのあるパンが上位になるが、女性は「アップルパイ」「バゲット・フランスパン」などが上位に入った。
パンに含まれていたら買いたくなる栄養素では「食物繊維」「カルシウム」が4割以上だが、「ひとつもない」も2割半程度いることが分かった。日本能率協会総合研究所が実施。
参考リンク:プレスリリース