共同購入トラクター第2弾(中型)の機種決定。3年で2,000台の購入を計画。
共同購入することで約2割の価格引下げを実現したJA全農の「共同購入トラクター」。大型(60馬力クラス)を取扱った第1弾に続き、第2弾としてメーカーに開発要求をしていた中型トラクター(28〜35馬力クラス)の型式が決定された。3年間で2,000台の取扱いを計画する。
生産者の需要を取りまとめ、一括発注することでメーカーの製造コストを削減し、販売価格の引下げを実現するトラクターの共同購入。第1弾の大型トラクターは、3年1,000台の計画を大幅に上回る1,845台(8月時点)を取扱った。
第2弾は水田だけでなく園芸にも向く中型で、ハウス内作業や野菜栽培など特定の作業用に追加で導入するといった用途も想定。1日の作業(約8時間)を無給油で行える48Lの燃料タンクやノークラッチ変速、自動水平制御、自動耕深制御、倍速ターン、オートブレーキなど要望の多い機能を備える。
価格は同クラスに比べ2割安く、水田と園芸などあらゆる作業に向く。第1弾の大型は関東、東北、九州で人気だったが、第2弾は西日本を含む全国での需要が見込まれるため、3年間で2,000台を取扱う計画。
参考リンク:JA全農