人口1億2,622万人。5年で86万人減。
2020年10月1日時点の外国人を含む日本の人口は1億2,622万6,568人。2015年の前回調査から86万8,177人(0.7%)減少、2020年国勢調査。
全国の人口は2010年の1億2,805万7,352人をピークに2回連続での減少。前回(0.8%減)より減少幅は縮小したが、これは外国人の増加、新型コロナウイルス禍で一時帰国した在留邦人が多かったためと考えられる。
都道府県別では、増加したのは東京都、沖縄県、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、福岡県、滋賀県、大阪府の9都府県。東京都は人口増加率4.1%と大幅な増加をみせた。人口上位8都道府県(東京都、神奈川県、大阪府、愛知県、埼玉県、千葉県、兵庫県、北海道)の計6,402万6,000人は全国の50.7%、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の「東京圏」の人口は3,693万9,000人で、全国の29.3%を占め、東京圏への一極集中が伺われる。
減少したのは38道府県。減少率では秋田県が6.2%と最も高い。
市町村では、全国1,719市町村の82.4%にあたる1,416市町村で人口が減少。人口増加数が最も大きい市町村は東京都特別区部の47万2,000人。次いで福岡市(7万5,000人)、川崎市(6万4,000人)。減少数が大きい市町村は北九州市の2万2,000人。次いで新潟市(2万人)、長崎市(2万人)。
参考リンク:国勢調査結果(総務省統計局)