基幹的農業従事者は、22.5%減の136万1,000人。高齢化も進むが、1経営体あたりの耕地面積は増加傾向。
主な仕事が農業の「基幹的農業従事者」の数が、5年前から39万6,000人減少した。減少率は2005年以降で最大の22.5%。平均年齢は67.8歳で65歳以上の割合は69.8%と高齢化が進んでいる。一方、団体経営体の増加などで耕地面積の拡大が進んでいる。
個人経営体の基幹的農業従事者数は年齢別では、
・15〜49歳:14万6,000人(10.7%)
・50〜59歳:12万6,000人(9.3%)
・60〜64歳:13万9,000人(10.2%)
・65歳以上:94万9,000人(69.8%)
5年前は65歳以下が61万7,000人(35.1%)、65歳以上が114万人(64.9%)だったため、高齢化が進行していることがわかる。
農業経営体数は107万6,000経営体で、個人経営体が103万7,000経営体(30万3,000減)/団体経営体が3万8,000経営体(1,000増)。団体経営体は80.1%にあたる3万1,000経営体が会社法人・農事組合法人など法人経営体で増加傾向。
1農業経営体当たりの経営耕地面積は全国平均で3.1ha、北海道が30.6ha、都府県が2.2ha。5年前(全国2.5ha、北海道26.5ha、都府県1.8ha)より21.5%の増加。
参考リンク:農林業センサス(農林水産省)