環境配慮技術を、全国50のモデルJAで実践。

JAグループは、生産現場で実践する環境に配慮した技術・資材を体系化した「グリーンメニュー」を作成。
2023年度は実践・検証するため、全国で約50のモデルJAを設定。順次全国のJAに展開する。

近年、SDGsや環境を重視する動きが加速している。その動きを受け、2021年には農水省により、「みどりの食料システム戦略」が策定された。JAグループでも環境調和型農業を推進するべく、生産・販売の両面から取り組みを進めている。
耕種事業において、この環境調和型農業を実現するには、環境負荷を軽減しつつコストの低減などによって農業経営に貢献できる技術・資材の普及を進める必要がある。こうした視点から技術・資材を体系化した「グリーンメニュー」が策定された。
「グリーンメニュー」は、みどり戦略に呼応し、化学肥料・化学農薬の使用量低減、温室効果ガス削減の観点から策定。これらの環境的要素に加え、物財費の削減や労力軽減、生産性の向上などの経済的要素、地域貢献などの社会的要素を考慮。生産者・JAが経済的、社会的に持続可能なメニューとして展開する。

参考リンク:JA全農ウィークリー