2021年野菜に関するアンケート調査。

コロナ禍という特殊な条件下での野菜をめぐる世相が浮き彫りになる結果となった。
2021年の野菜に関するアンケート調査をタキイ種苗が実施。

・「食べる機会が多かった野菜(複数回答)」では、タマネギが54.5%で3年連続の1位。
次いでキャベツ(52.9%)が3年連続の2位となり、安定した人気。一方、2020年まで4年連続で3位だったトマトが5位以下に転落。
代わりにモヤシ、ニンジン、ネギが同率(41.9%)3位となった。
モヤシは2年ぶり、ネギは過去5年間で初めてのランクイン。
コロナ禍で安定して安く買えるモヤシの活用が進むと同時に、ネギを食事に取り入れる家庭が増えたと考えられる。
・「野菜の価格」では、68.1%が「高かった」と回答。
「例年に比べて高い」と感じた野菜は、1位がレタス(27.1%)、次いでキャベツ(24.5%)、キュウリ/白菜(24.2%)と続いた。
緊急事態宣言後の生活変化について尋ねると、外食の頻度が「増えた」が15.2%にとどまるのに対し、「変わらない(43.5%)」、「減った(41.3%)」となり、外食を控える状況がうかがえる。
また、自炊の頻度は「変わらない(66.5%)」が最も多く、次いで「増えた(30.3%)」となり「減った」は3.2%となり、自炊習慣が根付いたと思われる。

参考リンク:タキイ種苗