2022年農畜産物トレンド調査。キーワードの1位は、「持続可能性」49%。
流通業者が回答した2022年の販売キーワードは、「持続可能性」や「地産地消・国産志向」などが多く、SDGs(持続可能な開発目標)やエシカル消費(倫理的な消費行動)などが浸透し、トレンドになっていることがうかがえた。
キーワードの1位は、「持続可能性」49%。
注目度が高く、若年層に対して訴求力が強いテーマとみられる。
また、価格ではなく高付加価値化で持続可能性のある取り組みを目指す動きも。
2位は「安全・安心」47%。前回3位からランクアップ。コロナ禍で健康意識が高まりをみせ、安全・安心はより求められるとみる。
3位は「ネット取引・宅配」38%。コロナ禍で利用が拡大し、需要は増加傾向。
4位は「安定(価格・数量)」37%。輸入品など調達の不安や価格高騰が懸念される。
5位は「健康(機能性)」31%。健康意識の高まりから体調管理需要が拡大。
以下、6位「地産地消・国産志向」30%、7位「新型コロナ対応」28%、8位「物流」27%、9位は同率で「簡便・時短」「値頃感(節約志向)」が26%で並ぶ。