惣菜の 2018 年の市場規模は、前年対比 102.0%の10兆2,518億円で9年連続の拡大

中食・惣菜業界の国内市場をまとめた「2019 年版惣菜白書」を日本惣菜協会が公開している。今回の調査結果から算出した惣菜の 2018 年の市場規模は、前年対比 102%の 10兆2,518億円となり2009年より 9年連続で拡大した。

業態別では、「コンビニエンスストア」が3兆3,074億円(2.4%増)で市場規模が最も大きく、次いで「専門店、他」が2兆9,542億円(1.2%増)、「食料品スーパー」の2兆6,824億円(2.4%増)の順だった。この3業態で市場全体の9割近くを占めていた。

「総合スーパー」は2.9%増の9,481億円と、伸び率が最も高く、全体の9.2%。一方、「百貨店」は1.3%減の3,596億円となり、業態別では唯一、マイナス成長。